タイトル見るとドキッとするタイトルですが、これを見に来ていただいたということはお子様がいる人が多いのではないでしょうか。
親なら子供の個性を潰してしまえなんて思う人はいないと思います。
そんな中、世の中には子供のためと言いながら個性を潰してしまう親がいます。
自分も当てはまらないか心配ですよね?
今回は子供の個性を潰してしまう親をなくすため、やってはいけない育て方を紹介していきたいと思います。
自分の子育てに当てはめて見ていただければと思います。
特に固定概念のところなんかは非常に賛否が分かれると思うので見てみてください。
それでは早速行ってみましょう。
比較と競争の概念
まずは比較から説明します。
比較というと子供を他人、もしくは兄弟などを対象に比較することが多くあると思います。
比較をすると子供の自己否定感が強くなってしまう傾向にあります。
自分は、兄弟よりダメな子なんだという気持ちにさせ、ありのままではいけないと感じさせてしまいます。
競争は、1番になれ!負けるな!などあまりに競争にこだわりすぎることです。
これでは自分の良さを発揮するどころか、周りに勝つことばかり気にするようになります。
この比較と競争がいけない理由は、どちらも「優と劣」「勝ちと負け」が存在します。
ずっと優れていなければいけない、勝ち続けなければ認めてもらえないという状態になってしまいます。
これは幸せと言えるでしょうか?
ナンバーワンよりオンリーワンという言葉があるように、個性とはオンリーワンのことではないでしょうか。
今一度、わが子を比較してないか、競争意識を植え付けていないか見直してみてください。
固定概念を押し付ける
子供は真っ白な状態で生まれてきます。善も悪の区別もなく生まれてきます。
そこに親が子育てを通していろいろなことを伝えていくのですが、そこがとても重要です。
とくに固定概念は注意が必要です。固定概念を与えてしまうと偏った見方をしてしまうので気を付けてください。
固定概念に当てはまると思うのが、
学校に行かないといけない、会社に行かないといけない、働かないといけない、宿題をしないといけない、みんなと仲良くしないといけない、結婚しないといけない、稼がないといけない、子供なんだから
これは全部固定概念です。しなくてはいけない理由なんてありません。
せめて言うならした方が良いよ、くらいです。
他にもたくさんありますが全部上げていたらキリがないので割愛します。
これからの時代は固定概念は本当に邪魔になってくると思います。
柔軟な発想を求められるご時世、凝り固まった思考では勝てません。
この固定概念が全部だめと言っているわけではありません。
メリット、デメリットを伝え子供自身が判断することが大切です。
ここは非常に大切な部分であり賛否も分かれてくるところだと思います。
子育ては子供を育てているのではありません。
一人の人間を育てているのです。
上下ではなく横の関係です。
価値観を押し付ける
これは固定概念を押し付けつるに似ていますが、少しニュアンスが変わってきます。
価値観を押し付けるのは、社会がこうだからとかではなく、親が何に価値観を持って生きているかが影響するからです。
固定概念は社会の一般常識だとしたら、価値観は個人レベルの常識とでも表現しましょうか。
子供も一人の人間です。必ずしも親と同じ価値観になるとは限りません。
そんな中、価値観を押し付けては子供の価値観は芽生えません。
一個人として価値観が備わっていく様を見守っていくのが親ではないでしょうか。
子供の行動をコントロールする
あれしろ、これしな、など指示ばかり出していると子供は指示がないと動けない子になってしまいます。
子供の行動をコントロールすることは行動の自由を奪い、また思考の自由も奪うことになります。
私にあった実際の例を紹介します。
先日子供のサッカーの試合がありました。私がずっとサッカーをやっていたこともあり、子供が試合に出ている間にこうした方が良いなど指示をたくさん出していたんです。そしたら敵からボールを奪ったのに私の方を見てプレーを止めてしまいました。次は何すれば良いの?という感じで。これには正直ショックを受けました。自分が良かれと思って指示を出していましたが、それが子供の思考を奪っていたんです。普段の生活でそのようなことはないのですが、サッカーばかりは熱くなってしまっていたようです。実際に試合に出ているのは子供。だから、好きにプレイしてもらおうと思います。試合前にアドバイスをして、試合中は見守ろうと思います。人生も同じです。子供の人生は子供がプレイしています。私はそれを見守ることで子供に人生を自由にプレイさせてあげようと思います。
長くなってしまいましたが、どうしてプレイを止めて私を見たのか、かなり悩みました。どうしたら良かったのか、どうしたら正解なのか、悩んだ末に行きついたのがこれです。
指示を出しすぎて行動をコントロールしていたから思考を奪っていたのです。
本当に反省しました。
皆さんはこのようなことがないように気を付けてください。
育児に熱心なほどハマりやすい傾向にあります。
他人の評価を気にしない
常識的にこうすることが当たり前など他人の評価や世間の評価を気にしすぎるのは良くありません。
親がそれを気にしすぎると子供も、周りの目を気にしていろんなことに挑戦をしない子になってしまいます。
他人がどう思うかは他人の課題であって自分の課題ではありません。
自分の人生を生きてほしいなら自分の課題に集中するべきです。
私は常に子供たちに「好きなように、やりたいように生きなさい」と伝えています。
そうしたら先日、私がこうしたいんだけどどう思う?と子供たちに相談したら
「パパの好きなようにしたら良いよ」
「パパがやりたいようにやるのが一番だよ」
もうびっくりしました。ちゃんと思いが伝わっているんだなと思いました。
まさか子供にこんな言葉を言われるとは思っていませんでしたw
子供の行動を拒否・否定する
子供は時に突拍子もないことを言ったり、やったりします。
そんなときに「言っちゃダメ」「やっちゃダメ」など拒否したり否定してはいけません。
子供はなぜダメなのか分かっていない場合が多いので、拒否されたら傷つきます。
しっかり何故ダメなのか説明してあげましょう。
またふざけたときなどは、「そんなことしない」など言わずに付き合ってあげましょう。
そうすることで受け入れられた、認められたと思い自信に繋がります。
真面目すぎる子育ては子供の創造性を伸ばしてあげられないかもしれません。
結果を重視する
結果を重視することの何がいけないのかというと、結果を出さなければいけないというプレッシャーを与えてしまうからです。
結果は環境や時代によって左右されることもあります。
そんな不安定なものがゴールになってしまうと人は挑戦を怖がります。
挑戦しないということは成長しないということです。
では、どこを重視するのかというと「過程」です。
過程は努力です。
努力しても結果にならない時もあります。
しかし、努力したら絶対に成長しているんです。
そこにフォーカスするべきです。
結果にフォーカスすると無駄だったと思うこともあるでしょう。
成長にフォーカスしたら、努力は絶対に無駄にはならないんです。
これをしっかりと子供に伝えるべきです。
結果なんて結果オーライで良いんです。
結果良かったら最高。結果悪くても成長。
これなら何に対しても努力のできる子になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もっとコンパクトな記事にしようと思ったのですが、書きながら手が止まらなくなってしまいましたw
これ以外にもあるとは思いますが、代表的なものは紹介できたかなと思います。
私も書きながら気を付けなくてはいけないなと身が引き締まる思いでした。
子供は宝です。
幸せになってほしいですよね。
そのために親は勉強あるのみです。