子育てをしているとたくさんの発見がありますよね。
今回は何度伝えても子供が同じミスをする。
そんな悩みが皆さんにもあるかと思います。
「ご飯を落とさないで食べて」と伝えても落としてしまう。
うちの場合は何度言っても家のカギをなくすのです。
幸い学校とかで見つかって、返ってきているので良いのですが気が気ではなかったです。
今はなくさずにしっかりと管理できています。
なぜ管理ができるようになったのか。
これについて解説していこうと思います。
これはいろんな場面で役に立つと思いますので。
ぜひ最後まで読んでいただき活用していただければと思います。
結論:主体性に任せる。
結論から申しますと主体性これにつきます。
自分で考えるよう行動を促す。
そして自分で決めたことに責任を持たせる。
これをすると子供は親に言われたでもなく自分で決めた出来事。
それだけで大人になった気分になり、しっかりと管理しようと真剣になってくれます。
主体性に任せると子供はやる気が出てきます。
逆に親がなんでもかんでも決めてしまうと、それは「やらされている事」になってしまいます。
大事なのは「自分で決めた事」です。
小さいうちは自分で決めて、それを親が肯定してあげることでやる気がでます。
このやる気が責任感に繋がるのです。
これは育児全般に言えることでもあります。
具体例
うちの場合は何度言っても家のカギを学校や下校中になくしていました。
最初は妻が叱りました。
それでもなくして帰ってくるので今度は私がカギの大切さを説明して理解してもらいました。
しかし、それも虚しく撃沈。
次は私が車と家のカギを付けているカラビナというものを買って渡しました。



「パパがカギを付けているのと同じやつを買ってきたから、○○もここだったら絶対になくさない!って場所を自分で考えて付けてごらん」
そうすると自分でランドセルをじっくりと見始めたかと思ったら、まさかの肩にかけるところにあるフックにかけておりました。



こんな目立つところで良いの?とは思いましたが、せっかく自分で考えて決めてくれたので信じることにしました。
この会話から1年が経ちましたが、カギはあれから1度もなくしていません。
まとめ
子供の主体性に任せるということはメリットだけではありません。
時には浅はかな判断から失敗もします。
しかし、それも経験です。
わざと失敗させてあげるのも親としての務めです。
そうやって色々な事を経験していきます。
小さいうちから失敗をさせてあげないと、大きくなって失敗から立ち上がれない人間になってしまいます。
自分で決めさせ責任を持たせ、時にはそれで失敗もする。
そしたら親がまた考えよう!とフォローしてあげてください。
子供が自分で考えてそれでうまくいけば成功体験が得られます。
これは子供の自信にもつながります。
自信がつくとすべてがうまく動きます。
行動力がつくことや、何事にも積極的に取り組むことができたりと、良いことばかりです。
自由に考えさせてそれを尊重してあげてください。
最後に子育てによくありがちな親の価値観で子供を説得したりする場合の人間の心理を軽く説明します。
説得されると反抗したくなる心理
人間には元々説得を受けると自分の自由が制限されたと感じ、説得とは逆のことをすることで自由を得ようとします。
これを心理的リアクタンスといいます。
これは私が高校生の時に校則が厳しく髪の毛短く色は黒くと言われ、髪は学校一伸ばし、茶髪に染めたりしたのと同じです。
そうやって自由を感じようとします。
自由とは制限の中でしか感じられないとも言えます。
これは子育てにもつながりますね。
子供に制限をかければかけるほど自由を感じたくなり、色々な行動に出るのかもしれません。
一人でも多くの親子・家族が幸せになる事を願ってます。